まず、HMについて。 HMとはハードマゾの略で登山ルート選択時、自ら辛いと思われるルート選択で登ることかが好きなのではないかという岳山岳会の会員 数名はマゾ的な要素もつこと、その傾向がさらに強くなっておりハード(HM)となり、第4回はさらに「HMV」という、よりマゾ的なルート選びとなりまし た。「V」とは命名者曰く、バイオレンス=暴力的な事を差すそうで文法的には間違いらしいのですがそれはどうでもよく、「D」でも良かったようです。ただ 並びがいいだけ。ちなみに「D」はデンジャーだそうです。
で、このHMVの主要メンバー「六歩さん・ウミちゃん・104」で「遥かな尾瀬」に行ってきました。
朝4時起床。で準備を整え鳩待峠へ。入山規制の為、第一駐車場から乗り合いバスで鳩待峠入り。
このとき一緒に同乗した若者3名。1人は背中に「雪山制覇」なるロゴ入りのTシャツ、1人は軽量のランニングシューズ、1人はお尻でリュックを背負い編み 上げのファッションブーツにショートパンツの生足のお嬢さん。車内の会話では「魚を焼く」とか焼けなければ「尾瀬に返す」とか「自転車のパンクの修理がで きるようなアウトドア派の人が好きなタイプ」などの会話がなされていた模様・・・
それでも、半額セールで購入したとはいえ道具に力を入れてきていた主要メンバーは、このなめきった登山者を軽く見ていたのは事実。
尾瀬ヶ原の木道では完全に浮いていた。その後、後塵に配し岳山岳会は先に行く。
その後、この若者たちの生足ブーツで登山するアンバランスが話題になっていた。
平らな木道に飽きたので息が切れるルートを望み、竜宮小屋から富士見田代ルートを選択。このルート尾瀬ヶ原にいる何十人の人達の中選んで木道を進んでいた のは1人のおじいさんだけ。後から気づいたことなのだが、鳩待峠から富士見田代へは標高線はさほど混みあっていない(すれ違いの方は割りと多い、う~ん しっかり調べれば楽にこれたのか!)。
ここの一部がHMVでしたが、所要時間3時間というパンフレットの表示を覆し2時間で制覇。
達成感もあり、お昼も近いことから尾瀬ヶ原の人込みから離れたこの場所で昼食タイム・・・・
そして運命の時が訪れる・・・・
最新式のブーツでアイゼンが飛び出す!やスプリング機能がついていて急な山道もらくらく走破!アルティメット的な究極ブーツなんだとか言いたい放題の話題でもちきりであった彼等が笑顔で現れる。
若者たちも我等を覚えていたようで、「お食事中申し訳ないんですが写真を撮ってもらっていいですか?」と丁寧なお言葉。「3人一緒で、できれば沼と山を一 緒に入れてほしい」とのリクエスト、ウミちゃんが本領発揮でシャッターを切る。「ありがとうございました。」の後、HMVのメンバーは道具も若さのポテン シャルの高さには勝てないと気づかされ大いにショックを受けましたが、これも山の楽しさということで直ぐに回復!
アヤメ平は尾瀬ヶ原とは異なり人が少なく、そのうえ稜線ということで左右は開けており開放感があり、その上天気も良く最高でした。
約18Km 6時30分INの約14時OUT の尾瀬でした
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